2020/07/17 18:33

当ショップでオリジナル商品を展開している作家さんについてご紹介します。


田湯 加那子(たゆ かなこ)

 

1983年生まれ。白老町在住。

10歳の時、家族で東京ディズニーランドへ行き、帰宅後にキャラクターの絵を描いたのがきっかけで、学校の友達やテレビで見た歌手などを題材にした人物画を描くようになる。

黒くて太い輪郭線、色鉛筆とは思えない強い筆致、独特で大胆な構図などが作品の特徴である。

ほぼ毎日スケッチブックに向かう彼女にとって、絵を描くことは日常生活の一部であり、ライフワークとなっている。以前描いた絵の上に重ねて何度も描くので、スケッチブックはこすれて真っ黒になったり穴が開いたりする。

家族の提案で花や野菜を題材にした静物画も描くようになった。その時はスケッチブックではなくマーメイド紙を選び、再度重ねて描くことはない。

 

【受賞歴】2000年「道民福祉の日絵画とポスターコンクール」

         “マラソンコースの空き缶ひろい”最優秀賞

2002年 第八回全国盲・ろう・養護学校文化祭美術部門で優秀賞

2019年「第5回東北障がい者芸術全国公募展」大賞、東洋ワーク賞

2020年「第2回日本財団DIVERSITY IN THE ARTS 公募展」入賞

 

【その他】2000年~「いけまぜアトリエ」から、ジョンソン&ジョンソン社のカレンダー・紙バックのデザインに採用される。

               社会福祉法人ホープ(白老町)の包装紙・紙袋のデザインに採用される。

          2002年 北海道教育庁 生涯学習部小中・特殊教育課資料集の表紙絵に採用“ミュージカル”

 

【展示歴】1998年 「いきいきこども絵画展」

2005年 個展(白老 創造空間「蔵」)

    「加那子色えんぴつ画展」(苫小牧信用金庫三条店ロビー)

     2009年 個展(むかわ町穂別 喫茶・食事処「峰」)

     2010年 個展「かなはな展」(長沼 絵本屋「ぽこぺん」)

     2011年 「第9回リブレ・イキ作品展」(岩内 木田金次郎美術館)

         「三谷哲男 作品展」(安平町はやきた町民ホール)

     2012年 「第10回リブレ展」(札幌 大丸藤井セントラルスカイホール)

     2013年 「愛と加那子の絵画展」(ニセコ cafeこむぎ野)

     2014年 「第11回リブレ展」(札幌 大丸藤井セントラルスカイホール)

 

2015年「第二回アール・ブリュット札幌展」(札幌 鴨々堂、café RawLife)

    「“みる・きく・感じる”三人展」(札幌 紀伊国屋書店札幌本店)

        「すごいぞ、これは!」(札幌芸術の森美術館他全国4箇所巡回)

    「もう一つの展覧会 田湯加那子 花の色彩」(札幌 Bilongo)

2016年「北海道アールブリュット・フォーラム」(札幌 さっぽろ文芸館)

    「北海道アールブリュット展」(札幌 ギャラリー大通美術館)

                  (当麻町 かたるべの森美術館)

    「不思議の森のアーティストたち オホーツクへ」(枝幸コミュニティホール)

「東京オリンピック・パラリンピックに向けた障がい者アートフェスタ2016

(鳥取県 米子コンベンションセンター)

    「アートミーツケア学会(記念展示)(札幌 札幌市立大学)

    「北海道アール・ブリュットフォーラムin岩見沢」(岩見沢 いわなび)

    「北海道アールブリュット2016(帯広・岩見沢・函館・札幌を巡回)

 

2017年「北海道アールブリュット展」(札幌 クロスホテル)

    「ロックとアートの蜜月な日々」(福島県 はじまりの美術館)

    「北海道アールブリュット展 予感」(浦河 ひがし町診療所)

    「Art to You 第3回東北障がい者芸術公募展」(仙台 せんだいメディアテーク)

    「LIFE展3&北海道アールブリュット展」(帯広市民ギャラリー)

    「北海道アールブリュット展」(釧路湿原美術館ホール&ギャラリー)

    「北海道アールブリュットフォーラムin岩見沢2017(岩見沢 まなみーる)

    「北海道アールブリュット展」(ニセコ 木ニセコ)

    「KOMOREBI 日本のアール・ブリュット」

(フランス ナント フランス国立現代芸術センター リュー・ユニック)

    「北海道・東北 アール・ブリュット展」青森県立美術館、函館市芸術ホール)

    「田湯加那子 絵画展」(白老 トヨタカローラ)

 

2018年「北海道・東北 アール・ブリュット札幌展」(札幌 ギャラリー大通美術館)

    「第2回山梨アール・ブリュット合同企画展 親密なるまなざし」(山梨県立美術館)

    「第三回アール・ブリュット札幌展」(札幌 鴨々堂)

    「日々こつこつと 二人展 いけまぜ夏フェスinあつま」(厚真町スポーツセンター)

    

2019年「神谷徹と仲間達」(苫小牧市民活動センター)

    「ボーダレスアートinスカイホール」(札幌 スカイホール)

    「北海道のアール・ブリュット」(道立帯広美術館)

    「JJカレンダー原画展~いけまぜギャラリ~」「かなはな~ポストカードの世界」

(岩見沢 環境改善センター)

「感性のキオク ニセコ・洞爺アールブリュットウィーク」

(洞爺 toita・洞爺湖美術館、倶知安 NEST AT THE TREES)

「第5回東北障がい者美術全国公募展 Art to you!(せんだいメディアテック)

「岩見沢アール・ブリュット美術祭2019

日本のアール・ブリュット KOMOREBI(岩見沢 赤レンガ)

 北海道のアールブリュット No Art, No Life (岩見沢 まなみーる)

 

2020年 「ボーダレスアートinスカーツ」(札幌 SCARTS)

          「アール・ブリュット~日本人と自然~」(滋賀 びわ湖プリンスホテル)

     「第2回日本財団DIVERSITY IN THE ARTS公募展」()

(東京BunkamuraGallery/WallGallery、神奈川 横浜ラポール)

※新型コロナウィルス感染症拡大の収束がみえない状況下で開催中止。

 今後別の時期で開催を検討している。